タイ市場における現地有力旅行メディアを活用した九州鉄道旅行をテーマとした情報発信事業

本事業の背景としては、現在九州への航空定期便は新型コロナウイルスの影響で就航を中断しているが、タイから九州への入国者数は、LCCの新規就航等により、2019年には60,803人(対前年比50.5%増)と大幅に増加を示していたところである。
タイから九州への観光客は、訪日リピーターが多く、その多くは福岡を起点として九州を周遊している。
特にコロナ渦において地方への需要が高まっている中、九州が持つ温泉や食等の豊富な観光資源を、観光列車等を利用してゆっくりと周遊できる鉄道旅行の需要はFIT旅行者を中心に高まることが期待できる。
本事業では九州運輸局様、JR九州様と連携の上、新型コロナウイルス感染症の収束後を見据え、在日タイ人著名カメラマン、ライターを招請、九州を魅力ある観光資源の取材実施し、取材で得た写真、動画を活用し、タイ国内の有名旅行Webサイトへ記事を掲載する。
タイ市場においてより九州の魅力を高め、認知度向上を図るとともに、新型コロナウイルス感染症収束後を見据えた訪日需要の創出を図ることを目的とする。

令和2年12月にカメラマン、ライターを招請し取材ツアーを実施した。取材ツアーの様子は以下のとおりである。

◆取材ツアーの様子